笑@会社

日々面白いことを求めて爆走中!!

愛しい音たち

音がなくなったら、どれだけ寂しい世界になるのだろう。
そんなこと、これまで考えもしなかった。
「ある」ことが当たり前で生活していて、日々は過ぎていく。

いま思えば、わたしは小さい頃から耳が悪かったと思う。
聞き間違えるなど日常茶飯事で、「どうやったら、そんな風に理解するのか?」と言われること
もシバシバだった。
名前を呼ばれても、気付かないこともトキドキある。

先日風邪をこじらせて、耳まで痛くなり、10数年ぶりに耳鼻科に行った。
先生は、わたしの耳の中を見るなり、
「難聴」
と、一言いった。
それは、まるで他人の診察結果を聞くかのように、わたしの耳を通り過ぎていった。
他の人に言うべき言葉じゃないのかしら?
そんなことまで思っていた。
でも、先生の目は、真っ直ぐにわたしを見ていた。

その後、聴力のテストをすると、自分でも驚くほど何も聞こえていないことが分かった。
右耳から始まったテスト。
高音から低音に何種類もの音が流れていく。
高音は聞き取れるものの、しばらくするとヘッドフォンからは無音が続く。
左耳のテストをしたときに驚いた。
たくさんの音が耳に飛び込んできたのだ。
右耳のときも、こんな風に低音が流れていたのだろうに、わたしには聞こえなかった。

テストは、わたしの右耳はほとんど音を聞き取れないということを教えてくれた。
左耳も、一般平均よりは弱いらしい。
あのテストでは、どれだけの音が鳴り響いていたのか。
普通の状態の人には、どんなに豊かに聞こえてくるものなのか、わたしに知る術はない。

このままでは、右耳が全ての音を遮断してしまう。
左も治療をしなければ、同じことになってしまう。

そういわれても、すぐに自分に起こった事実として受け入れることはできなかった。

そんなこと起こるはずがない。

自分で弾くピアノの音だって聞こえてる。
TVの音だって、あまり大きくしていない。
それでも、他人には聞こえている音が自分には聞こえていないのだなと考えると、ジワジワと
した気分になった。
帰宅して、ピアノに向かい、好きな曲を何曲か弾いてみる。
ちゃんと聞こえているのに。
こんなときにベートーベンの曲を弾くのはご法度だと分かっているのに、彼の曲を弾いてしまう
のは、単にわたしの弾ける曲の多くが、彼の曲だからに過ぎない。
ベートーベンは、ある日突然耳が聞こえなくなっている。
それでも、立ち直り名曲を作り出した。
そんなことを思い出すと、涙が出てくる。
あぁ、音のない世界ってどんなだろう。

東京の病院へ行くことを勧められたが、いまは地元の病院で治療に専念することにした。
治療と言っても、治すというのではなく、進行を食い止めるだけのものであるけれど。

無音の部屋で目を閉じてみる。
テレビもつけず、音楽も鳴らさない世界を、わたしは今まで無音だと思っていた。
けれど、そんなときでもいろんな音が聞こえてくる。
自宅前の細い路地を急ぎ足で歩くハイヒールのコツコツとした音。
国道を通り過ぎていくバイクの音。
遠くで犬が吠えている声。
家のどこかがキシむ音。

そのどれもが、普段はイラナイ音だと思っていたのに、なぜか愛しく思えてくる。
そして、いま聞こえたものとして、わたしの中に残ることだろう。


***あとがき?的なもの***
正直、まいりました。
病院を出て、車に乗り込んだとき、「ありえないー」と一言つぶやいてしまいました。
でも、何を言っても事実は事実。
数時間後には、何食わぬ顔して受け入れました。
これからどうなるかは分からないけれど、これ以上悪くならないように治療に専念しようと
決めました。
これをブログに書いたのは、自分を奮い立たせるため…。かな?

小説の主人公には辛い目にあわせておいて、自分が辛くなったらヘコタレテルようでは、
登場人物たちに申し訳がたたないので、これからはより一層、一生懸命前向きにいきたい
と思ってます。

「生きてるだけでまるもうけ」
誰が言ったか忘れてしまいましたが、ホントその通りだなぁと、名言だなぁとつくづく思う
今日この頃です。

テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

    2007/11/07(水) 23:31:29| 笑@会社 | トラックバック:0
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Artistになりたし

あまり時間に余裕のない生活をしていますが、少しでも余裕ができると、ハテ、何をしようと
ボーっとしてしまいがち。
そんなときは、何かを作るに限ります。

土曜には母と2人で、パン作り。
OBCパン071103-2

ベーコンとチーズを練りこんだ生地に、トッピングはタマネギのスライスととろけるチーズ。

日曜にはコレ
new芋ケーキ

コレとしか言いようがないのは、コレ、失敗作だからです(笑)
ふっくらサツマイモが手に入ったので、スイートポテトを作るつもりでした。
むかし良く作ったので、なんとなくレシピも頭の中に残っているし、大丈夫だ〜〜。
と、適当に作っていたのですが…
最後の最後に気付きました。
あ、とてもヤバイ。
卵は卵黄だけしか使わないのに、全卵を混ぜてしまったのです。
こんなもの焼けるかい!!
でも、生地はたくさん作ってしまったし、このまま捨てるのももったいない。

えぇい、焼いてまえ

焼いている途中で、さらに失敗していたことに気付きました。

生クリームが〜〜、入れてない。
せっかく中沢の生クリームを買ってきたというのに…><

全卵を使用したために、ドロンドロンになっていた生地は、オーブンで10分焼いても固まらず、
さらに15分焼き続けました。
その結果、コレになったわけです。

仕方ない、マドレーヌ風サツマイモケーキということにしておきましょう。

そして今日は、突然のベーグル作り。
しかも、初。
しかも、夜も9時過ぎから。
初ベーグル

成型がどうにも上手くいかず、形の悪いドーナツみたいに仕上がってきました。
発酵すると穴が小さくなるので、大きめに作っておくようにというレシピ通り、かなーり大きな
穴を開けておいたのに、小さくならず、およそベーグルとは言えない見た目です(笑)
生地はもっちりですが、納得いかず。

神田うのちゃんは、「料理はArtだ」と言っていました。
わたしは、「料理はストレス解消だ」と思っています。
そんなんだから、見栄えが美しくないのですねー。
わたしも、アーティスティックに料理を楽しみたいです☆

テーマ:作ってみた - ジャンル:グルメ

    2007/11/07(水) 00:00:00| 笑@会社 | トラックバック:0
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