笑@会社

日々面白いことを求めて爆走中!!

終わらせ隊

ラストうどん

これ、うどんです。
とっても気に入っていたあるうどん屋さんのうどんです。

この前の日曜日、相方さんの車探しに付き合っていたのですが、どうも体調が悪く、車屋
巡り中も、助手席でぐったりする始末。
「パスタでも食べに行こう!」
なんとか、元気になってもらおうと、わたしが好きなパスタを夜ご飯に選んでくれたのですが、
当の本人が乗り気じゃなく、せっかくの優しさにNoを出すわたし><

「じゃぁ、うどん行くか。あそこの」

あそこのうどん屋。
そこは、わたしたちのお気に入りなので、名前は言わずともすぐに分かるお店です。

「やってるよね?」
「大丈夫でしょ」

↑この会話。
普通なら、
「今日は営業しているよね?」
「うん、開いてるでしょ」
という意味でしょうが…
わたしたちの言う、「やってるよね?」は、

「まだお店やってるよね?」
の意味なのであります。

というのも、今年に入って、わたしたちが気に入って通っていたお店がことごとく潰れていて、
次やばいとしたら、このお店だ!と言っていたのが、このうどん屋だったのです。

お店に着くと、いつもの通り開いていて、ホッと一息。
お店に入ると、いつものおばちゃん。
靴を脱いで、下駄箱に入れて、お店に上がったときに、ふと視線を左に向けると、壁にかけ
られたカレンダーが目に入りました。
一番下に…

閉店の文字。
わたしたちが行った28日の日付のところに、閉店の文字。
そして、閉店の文字から横に矢印が出ていて、それは、31日まで伸びています。

「ぐゎ」

↑声にならないわたしの声(笑)

「ねぇ、コレ」

相方さんにカレンダーを見るように促しました。

カレンダーの横には張り紙がありました。

「五年間ありがとうございました。ナントカ・カントカ。閉店します」
といった内容の文章。

ぐぉ。

席に着いた後に、訳も分からず笑いがこみ上げてきて、ゲラゲラと笑ってしまいました。

こんなことってアリ??

おばさんが注文を取りに来ても、笑いが止まらなかったわたし。
おばさんも、最後の日ということで、いろんな意味でテンションが高く、笑ったり、泣きそうに
なったり大変です。
ちなみに、お疲れ様の意味を込めてか、昼の2時くらいからお酒を飲んでいたらしいです(笑)

お気に入りのわかめうどんを注文。
相方さんは、肉うどんの1.5倍を注文。
2人とも、1番のお気に入りメニューを頼んだわけです。

しばらくして、
「○○屋うどんお待たせ〜(○○はこのうどん屋さんの名前)。ハイ、こっちが普通盛りで、
こっちが1.5倍ね」

名前が違うよ〜?
運ばれてきたうどんには、わたしが好きなわかめや生卵が入っていません。
あれー?おかしいなぁ。
「なんか、違うくない?」
注文間違えちゃったんだろうなぁ。酔ってるみたいだし、最後の日だからテンション上がって
るし、仕方ないか〜。
相方さんも、不思議そうな顔をしながら箸をつけていました。
わたしも、仕方なく食べ始めました。

すると…
またおばちゃんがやってきて、
「お待たせ〜、わかめうどん普通盛りね。あ…」
おばちゃんの顔から笑顔が消えました。

だって、おばちゃん、さっきこのテーブルにうどん持ってきたばっかりなのに、また持って
きたよ?
気まずい雰囲気。
もう半分くらい食べちゃってるし…。

おばちゃんは、注文を間違ったわけじゃなく、持って来るテーブルを間違っていたようなの
です><
違うものが来たと分かっていながら、食べちゃったわたしたちも悪かったなぁ…。

でも、おばちゃんは、酔っているからか、気が大きくなっているからか、
「最後だし、好きなもの食べたかったよねぇ。ごめんねぇ」
と言いながら豪快に笑っておりました。

それにしても、ねぇ。
どうしてわたしたち2人が気に入って通っていた店がことごとく潰れるのでしょぅ…。

1件目。
海鮮やお肉が新鮮で本格的な居酒屋さん。
4種類の鍋料理があり、去年の冬から「制覇しようね〜」と言っていて、最後のカニ鍋を
食べに行こうと出向いたら、「貸店舗」の看板。中は空っぽになっていました。

2件目。
ある有名店の料理長を勤めていた方が開いた中華のお店。
あっさりした中華が安価で食べれたお店。
中華好きなわたしが、県内で気に入った2軒の中華屋のうちの1軒。
「今度また行こうね〜」
と話していた直後に、店の前を通過すると、何か張り紙がしてあるのを見る。
後ろから車が来ていたので、そのときはサッサと通過したのですが、その1週間後また
通過すると、「貸店舗」の赤い文字。店の中は、空っぽ。

どちらのお店も、美味しいのに、人の入りが悪かったんですよね。
だから、わたしたちの気に入っていた店だからっていう理由じゃないことは分かるのですが…
悲しぃなぁ。

わたしたちが気に入っている店は、あと2軒。
とあるラーメン屋ととある居酒屋。

まだ、ある…よね?


テーマ:(゜д゜;)シンジラレナーイ - ジャンル:日記

    2007/10/31(水) 23:47:05| 笑@会社 | トラックバック:0
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女園秘書室-第80話-


新たな旅立ちを邪魔したくないという桃子の優しい思い。
あとは、月曜日からの決戦に賭けて、英気を養うのみです♪
が…思わぬ刺客が訪れる?!
まだ家には帰れない桃子が危険な第80話!!


第80話

一人も良いけれど、何人かで過ごすのもまた楽しい。
長かったような、短かったような体調不良という名目の休みが明日の日曜日を最後に終わろうと
している。
親子の感動の場を邪魔しないようにと、桃子は自分なりに気を遣い、自分のアパートへ戻るの
だった。
すっかり暗くなった道を一人歩いていると、後ろからスーッと近づいて来る車があった。
ゆっくりと近づいてくる。
襲われる?
桃子の体は硬直した。ガチガチに固くなった体は、機械的な動きを繰り返し、まるでロボットの
ようだ。相手が歩いている人間であれば、機会を見て振り返るのも有りかと思ったが、車では
そうはいかない。
振り向いたとたんに、ライトを照らされ、眩しくて目を細めた瞬間に轢かれる可能性が高い。
「それって、テレビの見すぎか?」
意外にも笑えている。少し緊張がほぐれた。

少しスピードをあげたのか、車のライトが近くなる。そして、明るさを増した。あと少し歩けば、
車が通れない細いわき道がある。
いまスピードを全快にされたら、轢かれる。
走るか。
いまだ。
一気にスタートダッシュをきった途端に、
「もーもーこーさーん」
空を切って、自分の名前が耳に飛び込んできた。
走り出した瞬間の体は、脳からの「止まれ」の命令に即座に反応することができず、前のめりに
なった。
次の脳からの指令は、「手を前につけ」だったが、それも遅れたせいで、桃子は夜の冷たいアス
ファルトに顔面から落ちていく。
「キャー、桃子さん」
バーン。
タイヤがパンクしたときより遥かに重い音が、桃子の耳にジンと響き渡る。
撃たれた?それとも、轢かれた?
いや、痛みはない。
痛いのは、転んだときに強打した顔面だけだ。
「桃子さんてば、もう」
近寄ってきた女の声には、聞き覚えがある。
その女は、仕方ないなぁというような呆れた声を出しながらも、次の瞬間には大笑いしていた。
「ぷっ。アハ。アハハハハ」
その声は、次第に大きくなり、暗い夜空に吸い込まれていく。

「亜樹さん」
桃子は、アスファルトにのめりこんだ顔をようやく上げ、振り返る。
小さくちらばったアスファルトの破片が、ところどころ顔に食い込んでいて、まさしく岩肌という
顔をしていた。
それを見た亜樹は、ことさら声を張り上げて笑う。
勢いのよい大声は、やがてヒクヒクとした笑いに変わり、終息するでもなく小さく続いている。
桃子の顔を見ないように、亜樹はそっぽを向いた。
「乗ってくださいます?」
「えっ?」
桃子は、顔についた石ころのようなものを手で振り払う。
パラパラと落ちたそれの跡の皮膚は、くぼんでいて、少しだけ痛みを感じた。
「樹里さんに、どうして帰してしまったんだって怒られました」
亜樹は、桃子の腕を取って、その場に立たせた。足についたアスファルトの欠片を丁寧に払い
落としてくれる様を、子供のようにジッとたたずんで、桃子は待っていた。
亜樹に大笑いされて、腹立たしく悔しい気持ちは、すぐに消えていく。
「樹里さんが?」
「はい。お話したいことがあるらしいですよ。大切なことだそうです。明日もう一日お休みです
から。よろしければ、樹里さんに付き合っていただけないでしょうか」
亜樹が、深々と頭を下げる。
「でも、父ちゃんが」
桃子は、言いかけて口をつぐんだ。
父親と一緒にこれまでの空白を埋めるより大切な話があるというのだろうか。
しばらく亜樹と向かい合う。
あるのだろう。
桃子は素直に車に乗り込んだ。

-第81話へ続く-

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

    2007/10/31(水) 12:00:00| 笑@会社 | トラックバック:0
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