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知らないうちに、モバイルのブログ機能がグンとup

していまして…。
携帯からアクセスしてくださる方が見やすいように、プラグインの設定
をしました。
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実は、前々から思っていたのが、携帯から閲覧すると、ちょっと前の
記事が読みたいな〜と思っても、記事を探すのが大変でした。
カテゴリー別に記事が読めたらいいのにな〜って思ったりもしてました。
たとえば、先日まで連載していた「ニック・バトル」が読みたいわ〜
って思っても、今までは次のページ→次のページと記事をさかのぼって
いかなければならなかったのですが、今度は、
カテゴリー一覧をクリック
してもらえれば、「ニック・バトル@小説」というカテゴリーがあるので、
すぐにアクセスできるのです♪
ますます便利になって、楽しいです

使いこなせれば…ですが
2007/04/13(金) 22:50:11|
笑@会社
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青っ白い顔して、風に吹き飛ばされそうなあんたたちに、
社長が守れるかい?
花木桃子、33歳にして人生の春を迎えるところ。
大きな会社に勤務するどころか、その会社の社長秘書に抜擢。
でも、その理由って?
力任せが得意な桃子にできることはなに?
桃子秘書の物語、始まります。第6話「桃子ちゃん、久しぶり」
30歳を過ぎても、母は桃子を「ちゃん」付けで呼んでいる。1対1で電話
で話しているときでさえ、むず痒い気分になるのに、地元に帰ったとき
などは、出掛ける桃子に対して、2階のベランダから平気で、
「桃子ちゃーん」
と呼んだりするので、桃子は、恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
だからといって、決して母のことを嫌いなわけではない。そして、マザ
コンでもない。適度な距離を保って接しているので、良い親子関係を築
けていると思っていた。
「桃子ちゃんから電話なんて、珍しいわね」
少しだけ上ずった声。桃子からの電話が嬉しい様子だ。
それが、パソコンのことを聞くだけだったら、かわいそうな気がしてきた。
口は悪いし、態度は大きい(ついでに身体も大きい)けれど、家族の前
では心優しい少女に戻ることができる。
「あぁ、元気かなと思って。少し聞きたいこともあったし」
「こっちは相変わらず。聞きたいことってなに?」
秘書になったことは、まだ言うべきではないと思っていた。
やってやろうとは思っているが、いつ辞めるかも分からない。
いや、正確に言うと、いつ辞めさせられるかも分からない。
ぬか喜びだけはさせたくなかった。
白旗の秘書になったなどといえば、普段から桃子のことを自慢している
母は、それこそ町内中に歩き回って、そのことを言うに違いない。
もしかすると、赤飯でも炊いて振舞ってしまうかもしれない。
「パソコンのことなんだけど」
桃子は、遠慮がちに聞いた。
今の若者世代は、親より何でも詳しいのは当然だ。そして、電気機器だ
けではなく、服でも、親が子供のお下がりを使っているようだ。子供の
ほうが良い物、高いものを持つのが当たり前の時代になってきている。
そんな若者から見ると、桃子は少し古臭い時代の人間かもしれなかった。
親より詳しいのは、柔道やプロレスのことくらいだし、家電も実家で使
っていた十何年物の代物をいまだに使っている。
毎月の仕送りはしているし、時々余裕ができたときは、何か買って送っ
たりしているが、桃子は自分のお古をあげたことなど一度もなかった。
時代錯誤の人間だろうかと、ふと思うときがある。
「パソコン?桃子ちゃんが?」
母は、不思議そうに聞く。
桃子が、今時では珍しい、超アナログ人間だということを知っているか
らだ。時代の波に乗り遅れないように、勉強してみようと思ったと言う
と、彼女は、弾んだ声を出した。
きっとまた、近所のおばさん集会のネタになるだろう。
「で、どんなこと?」
桃子は、画面にたくさん広がってしまった新しい画面のことを話した。
「やだ。それはね、ウインドウっていうのよ」
続けて、
「1つ1つのウインドウの左上に何か書いてない?」
パソコンの画面を見ると、確かに書いてある。
「ごみ箱」とか「Microsoft excel」「Microsoft word」
英語は読めないので、桃子は、
「ゴミ箱とか…」
と言って、口をもごもごさせた。
「それが、開いたソフトの名前よ。そして、閉じるには、右上にある赤
いバッテンを押してみて」
押す?桃子は、わけもわからず、画面右端のバッテンを人差し指で押し
てみた。
何も変わらない。もっと強く押すのか?指先が白く変わるほど、強く、
指を何回も画面に押し付けた。それでも、何一つ変わらなかった。
変わるといえば、画面の指で押した辺りが、ちょうど、湖などで小石を
投げたときに水上にできる輪のように、波打つだけだ。
「何にも変わらなけど」
桃子は、押しすぎて白くなった指先を撫でながら言った。
母がため息をつく。
「多分ねぇ、ウィンドウを出しすぎちゃって、パソコンがフリーズしち
ゃったのね」
「プリーズ?」
「やぁね。フリーズっていって、固まるってことなの。パソコンの画面
がたくさん開いたウインドウに対処できなくて固まっちゃったのよ」
ウインドウだの、フリーズだの、何のことを言っているのか、検討もつ
かなかった。
パソコンをするには、英語も分からなきゃいけないのか。
日本語の敬語すら上手く操れないというのに。
桃子は、重々しくため息をもらす。
-第7話へ続く-
2007/04/13(金) 12:10:49|
笑@会社
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