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No 485
Date 2007・04・30・Mon
ユミティー作るブログのお友達aruhaさんがTシャツを作っていたので、わたしも
作ってみました ![]() ![]() 激安です ![]() 希望の中身75%…わたしってば、希望に溢れてるのね〜![]() 白くて鋭いやつ12%…白っていいですよね♪キレイな感じ。でも、何色にも染まってしまう色。鋭いやつ?!えぇ、鈍感そうに見えて、かなり 鋭いとこつきますよ(笑) ロマンティック8%…女ですもの![]() ジュワジュワしたもの5%…はいはい。いつもジュワジュワしとります![]() えっと…それにしても、Tシャツの色!! この色、好きな色ですけどね、なんか作業着みたいですよねぇ ![]() そして、このTシャツのタイトル!! 痴漢みたいじゃないですか〜。 そして最後に、お値段。安いです。買ってください ![]() ちなみに、本名でも作ってみました。 個人情報保護のために、名前は伏せてあります。 ![]() 妻が喜ぶ的な何か86%…妻はいりません。夫を下さい![]() 味ぽん6%…どうして分かるの?味ぽん大好き![]() 国家権力6%…権力に負けてます。 不用心2%…そうです、その通りです!そしてこのTシャツの色!! 派手すぎです。 Tシャツのタイトルは、酒瓶投げごっこ(笑) むかしはシタかもしれません… ![]() 酒豪…ザル…よく言われたものです。 このTシャツ、かなり高価なものとなりました。 7,099円!! アバクロと同じくらい価値あります ![]() 買ってください!! |
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No 484
Date 2007・04・27・Fri
そんなもの親友Eちゃん談。
先週の金曜日、Eちゃんは友人と、とあるレストランに食事に行った そうな。 そこに、けっこう高級な車や外車で乗り付ける若者たち(全員男)。 Eちゃんは、 「あぁ、○○(近くにある私立大学)の学生か〜。ボンボンだなぁ」 と思ったという。 一緒にいた友達と、 「ねぇ、あの中でどの人が好みのタイプ?」 「う〜ん、いない」 「そうだなぁ…うーん」 などと、言いながらその集団を観察していたらしい。 すると、若者たちの後に、見たことのある顔が?! 大木監督 そう、ヴァンフォーレ甲府の監督さん ![]() サッカーなどまったく興味のないEちゃんでも、ニュースなんかで 見知った顔。 「明日は頑張ろう」 という声が聞こえてきて、さすがにEちゃんにも分かったという。 「あれって、ヴァンフォーレの選手たちなんじゃない?」 でも、本当に関心がない彼女にとって、彼らを間近に見たところで、 誰なのかもまったく分からず、ただただ「へぇ…」と眺めているだけ だったという。 わたしなんかそこにいたら、絶対テンションupだっただろうなぁ ![]() でも、そういう人に限って会ったりはできないもの。 「ユミちゃんが一緒にいたら、すぐにヴァンフォーレの選手だって 分かっただろうねぇ。わたしたち、誰も分からなかったよ。大木監督 しか知らないし」 と笑って話してくれたEちゃん。 羨ましい限りの話である。 ps. この話を母にしたところ、 「増嶋だよ!増嶋!!かっこいいよねぇ」 とのこと…。 グランパスの玉田といい、母は面食いである。 そして、そんな母が選んだ父は、オシム似である ![]() |
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No 481
Date 2007・04・26・Thu
女園秘書室-第11話-桃子には珍しく、落ち込んでいますが、 会社へ行けば、もっとたくさんの難関があるはず…。 秘書室で一緒に働く女性たちも次々と登場してきます。 どんな人と働くのだろう…。うまくやっていけるだろうか…。 そんな悩みより、いまはパソコンの悩みが優先的です。 桃子、しっかり!! 桃子秘書いよいよ出陣です。 第11話 有砂たちが戻ってくる。皆礼儀正しくお礼を言う。自分が付いている役 員にお茶を淹れてくれたことへの感謝の挨拶のようだ。育ちの良いお嬢 様集団のように見える。 有砂と樹里は、満足気に笑顔を見せてそれぞれ自分のデスクに座った。 桃子も丁寧にお礼を言ってみた。 「まだ社長は来てないけど?」 樹里は、相変わらず桃子のほうを見ないで、発言する。 そうか、あたしは社長秘書。来ていない人にお茶を淹れるわけがないの だから、あたしがまだお礼を言う必要はないのだ。 桃子は、ぷぃと顔を背けて、自分のパソコンに向かった。 有砂が、わざとらしい咳払いを、大きく一つだけした。 社長が来るまで、時計とのにらめっこが続く。 「のみの心臓」でも「肝っ玉が小さい」わけでも「繊細」でもないのに、 桃子は緊張していた。 九時十分前になって、有砂が立ち上がる。 「花木さん、社長のお迎えに」 桃子は、スカートのチャックがきちんと上まで上がっているかを確認し て、席を立った。 本当は鏡を見て、髪型や顔、いや、全身をくまなくチェックしたいとこ ろだった。 埃や糸くずなどがついてないかだけ、素早く確認した。 大丈夫そうだ。 阿東も立ち上がって、部屋を出て行く。 桃子は、小走りに二人の後を追った。 一階へ降りるエレベーターの中で、 「社長が来る時間の十分前には、正面玄関で待機する」 という仕事を覚えた。 そういえば、この顔、いたな。 桃子は、隣に立っている有砂の顔をちらりと見た。社長が来るとき、正面 玄関、つまり桃子が十数年も立ち続けてきた仕事場に、確かにこの顔 があった。 ただ、有砂が、桃子がそこにいた警備員だと知っているのかは分からな かった。 待つこと十五分。五分遅れで、社長の乗った車が到着する。 不機嫌そうな顔。 「五分三十秒の遅れだ」 阿東が隣で呟いた。 「じゃあ、昼食会で調整します」 有砂がテキパキと答える。 「頼んだよ」 阿東は、有砂の肩を軽く叩いて言った。 「おはようございます」 社長が入ってくると、みな一斉に頭を下げた。 一瞬だけ、目が合って、桃子はニカッと歯を見せて笑ってみせた。 それは、「あたしを雇ってくれて感謝してるぜ」の意味だったのだが、 社長は、何も言葉を発せず、まるで犬を追い払うかのような仕草を見せた。 「五分三十秒ほど遅れた。会議を六分早めてくれ」 エレベーターに乗り込むと、有砂が携帯を取り出す。 部屋に残っている秘書たちに、九時半からの会議が、九時二十四分から 始まることが伝えられたようだ。 九時二十四分。そんな細かいところまで計算するのか。 桃子の性格には不向きなように思われた。 時間にルーズではないほうだ。けれど、分単位で正確な行動をするかと いえば、そうではない。 社長室は、秘書室と同じフロアにある。 副社長室や他の取締役室も同様だ。 「花木さん」 急に名前を呼ばれて、桃子は上ずった声で返事をした。 エレベーターという狭い密室で、息苦しさもあった。 「当面は、五反田さんにもついてもらうが、ゆくゆくはきみ一人でやっ てもらうつもりだ。今はとにかく仕事を覚えるように」 少し斜め前に立っている社長は、桃子のほうを振り向きもしなかった。 それにしても、意外な言葉だった。 何かあればすぐにでも秘書をクビにしてしまうのだから、ゆっくりと仕 事を覚えるようになどとは言わず、すぐにでも使える有能な秘書でなけ ればイラナイと思うのではないかと思っていた。 「分かりました」 ホッとして、安心して返事をする。 しかし、社長は桃子の心を見透かしたように、続けた。 「だからといって、ゆっくり覚えろとは言っていないのは分かっている ね。五反田さんは、僕について回るほど暇ではないんだよ。君には、 明日にでも一人前になってもらいたいと思っている」 社長は、ゆっくりと振り返って、桃子の表情を確認した。 「はい」 自信満々に答えてから、ふと疑問がわいた。 そういえば、有砂は、もともと誰の秘書をしているのだろうということだ。 一時的にでも社長の秘書の仕事をするのなら、有砂がついていた人に、 また別の秘書がつかなければならない。 真横に立つ彼女から、少しだけ甘い香りが漂ってくる。 上品な香水の付け方だった。 彼女に欠点はあるのだろうか。 桃子から見ると、完璧な人間に思われた。 -第12話へ続く- |
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No 483
Date 2007・04・25・Wed
PRESENCE by aruhaさんわたしの愛するメロンパンのためのブログ、メロンパンじゅを
通して、知り合ったaruhaさん。 プロの歌い手さんです ![]() 歌、唄、詩。 aruhaさんの場合は、詩という文字がピッタリです♪ 注文していたCDが届いて、早速通勤のお供に車のCDにかけました。 ![]() どの曲も、飾らない詩と声が、ストレートに心に響きます。 わたしなんかは、もう物事をそんなに純粋に捉えることのできない 年齢になってしまいましたが、彼女の詩を聴いていると、若かりし頃の 真っ白な気持ちに戻ることができます。 ブログには、楽しい日常や、うんうんと頷ける詩がたくさん掲載されて います。 ∞aruha suite home∞ ここ最近、歌を聴いて、何かを思うってことがなかったのですが、aruha さんの歌は、感情が動かされ、久し振りに気持ちが揺り動かされました ![]() めちゃめちゃお勧めです ![]() |
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No 480
Date 2007・04・24・Tue
女園秘書室-第10話-桃子には珍しく、落ち込んでいますが、 会社へ行けば、もっとたくさんの難関があるはず…。 秘書室で一緒に働く女性たちも次々と登場してきます。 どんな人と働くのだろう…。うまくやっていけるだろうか…。 そんな悩みより、いまはパソコンの悩みが優先的です。 桃子、しっかり!! 桃子秘書いよいよ出陣です。 第10話 こんなにビクビクするなんて、いつ以来だろう? 桃子は、昔の記憶を手繰り寄せた。いつまで経っても、思い出せない。 それくらい、彼女はいつも堂々と振舞ってきたのだ。 もう一度有砂を見る。彼女がどれほど有能か知らないが、負けないつも りだ。 桃子の目は、先ほどとは違って、メラメラと燃えていた。 英語とフランス語の区別がつかないことくらい、なんなんだ。 あたしには、体力がある。力もある。社長が襲われたら、どうするん だ?五反田さん一人では、何もできやしない。 華奢な身体が崩れ落ちるところを想像して、桃子は一人勝ったと思った。 「社長の今日のスケジュールは、五反田さんに任せてある。花木さんへ コピーを」 阿東がそう言うと、有砂は、桃子に数枚の紙の束を手渡してきた。 一日だけのスケジュールだというのに、紙一枚以上の仕事があるのか。 病室での一件が思い出された。 これで、仕事内容などが数十枚の束になって手渡された理由が分かった。 昨日は、パソコンのことで頭がいっぱいだったが、今日からは、あの紙 を何日もかけて読まなければならないだろう。 「社長は、九時に社にみえる。それまでに全スケジュールを把握してお くように……分かったね、花木さん」 阿東は、桃子のほうを見て言った。 分かってるさ。 「分かりました」 桃子は、心とは裏腹に自信満々に答えたのだった。 分刻みのスケジュール。 まるで、総理大臣のようだ。 いや、実際に総理大臣のスケジュールを知っているわけではないが、昔 テレビでそんな風なことをきいたような気がする。過密なスケジュール で、いつも疲れたような顔をしている。 この日の社長のスケジュールは、夜の十時までぎっしり詰まっていた。 全てを把握することは、困難だ。 さらっと目を通してから、三枚綴りの紙を、一枚一枚四つ折にして、ス ーツのポケットにしまう。 新しいスーツの割りに、ピチピチなサイズを購入したため、ポケットに 入りきらないスケジュール用紙は、だらしなく、外へ飛び出していた。 社長が来るまでは、席で待機だ。 なんとなく居心地が悪かった。勝手が分かっていなということもあるけ れど、延々と鳴り響く、パソコンのカチカチという音が耳障りでならな かった。 有砂が、パソコンを打つ手を止めた。 無言で立ち上がる。 すると、桃子の隣に座っている樹里も立ち上がった。 桃子も勢いをつけて立ち上がる。 全員が、桃子のほうを一斉に見た。 また忍び笑いが起こった。 「どうしたんですか?」 有砂が首をかしげる。 「わたしたち、役員の方々へお茶を淹れに行くんですよ」 樹里が、冷たく言い放つ。 「それとも、今日から花木さんが淹れてくれるんですか?」 二人は、笑いながら部屋を出て行く。 まだ数十分しかこの部屋にいないのに、体中にストレスが充満していく のが手に取るように分かる。 静かに席に着いた。 ポケットから社長のスケジュール用紙を取り出し、それを見る振りをし ながら、人を観察することにしよう。 一番奥で、全員を観察する位置に座るのは、阿東室長。 阿東の目の前の島、桃子と有砂が向かい合って座っている。 どうやら席順は、偉い人に付いている人から並んでいるようだった。 隣の福井樹里と、その向かいに座る女性は、二人いる副社長のそれぞれ の秘書だと言っていた。 紹介されても、すぐに名前を覚えられない。 徐々に覚えていくことにしよう。 -第11話へ続く- |
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No 479
Date 2007・04・20・Fri
女園秘書室-第9話-桃子には珍しく、落ち込んでいますが、 会社へ行けば、もっとたくさんの難関があるはず…。 秘書室で一緒に働く女性たちも次々と登場してきます。 どんな人と働くのだろう…。うまくやっていけるだろうか…。 そんな悩みより、いまはパソコンの悩みが優先的です。 桃子、しっかり!! 桃子秘書いよいよ出陣です。 第9話 笑みを浮かべているのに、目は笑っていない。 そんな有砂の顔を見て、桃子の中で彼女は「要注意人物」として認識さ れた。 「そうそう、わたし、五反田有砂。有る無しの有に、砂丘の砂で、あり さ。宜しくお願いします」 「あたしは、花木桃子」 宜しくと言いかけて、有砂が目を吊り上げているのを見た。 「あたし…ですか…くれぐれも、社長や顧客の前であたしなんて言わな いでくださいね」 だったら、何て言えばいいんだ。あたしは、いつだって「あたし」だ。 「わたくし」などと言ったら舌を噛みそうだし、背筋がぞくぞくしてし まう。 ただし、秘書という仕事をする以上は、警備員の時に使っていた以上 に、言葉に気を付けなければならないことは、桃子にも分かっている。 「まだ室長は来ていませんから、わたしが席まで案内します」 有砂に続いて秘書室に入った。 部屋は思ったより殺風景だった。女が多い職場は、机の上に何かのキャ ラクター商品が並べられていたり、花などが飾られていたりするものか と思っていた。 この部屋は、色がなかった。モノトーン。無機質、機械的。 そんな言葉が似合いそうな部屋だ。 部屋の机の配列。二つの島があり、それぞれに八つずつデスクが向かい 合うように置かれている。 「花木さんはここですから」 指差した席の向かいに、有砂が座る。 桃子の席は、彼女と向かい合わせの席のようだ。 席につくと、彼女の顔はパソコンで見えなくなった。 ただ、キーボードをパチパチと叩いている白く細い指だけが見えていた。 きれいだった。という感想の次に、桃子は頭を抱える。 有砂のキーボードを打つスピードがハンパではなく速いからだ。 カチカチ、カチカチ、何かに追われるように次から次へと音が鳴る。時 計の秒針が一つ動くより早そうだった。 両手の指が、何かに操られているかのように、スムーズに動いている。 これが当たり前なのか? 桃子は身を震わせた。背筋がぞくぞくする。 桃子は、人差し指で、一つ一つ文字を探しながら打たなければならない 状態だ。 しかも、wordとやらで文章を打ってみようとして諦めたのは、いくらキ ーボードを押してみても、平仮名が出てこなかったからだ。 例えば、自分の名前を打つのに、「は」を押しても、「F」が出てくるだ けだった。 何度やってもそんな調子で、桃子は塞ぎこんでしまった。 帰りに、パソコン関係の本を買うことを決意していた。 時々は耳にする、「word」や「excel」というものを勉強しようと思って いた。やるしかないのだ。 桃子は、有砂の滑らかな指の動きに目を奪われながらも、パソコンを習 得するという野心を胸に抱いた。 次々にやってくる秘書室の従業員は、どこか冷たい雰囲気の女ばかりだ った。 有砂が、一通り紹介してくれるものの、笑顔の奥には、何か人を詮索す るような雰囲気があった。 隣の席に座った、福井樹里という女は、席に着いたとたん、どこかへ電 話し始めたと思ったら、桃子のニガテな英語をペラペラと話し始める。 「英語すごいっすね」 電話のあと、話しかけると、周囲が一瞬だけザワッとした。 そして、樹里は桃子の方を見向きもしないで、 「フランス語です」 と冷たく言い放った。 隣の島から、忍び笑いが漏れる。 有砂のパソコンを打つ手が一瞬止まった。 秘書室長の阿東が入ってくる。 「おはようございます」 有砂が立ち上がると、他の女たちも一斉に立ち上がる。桃子も遅れて、 立ち上がった。 「花木さん、こっちへ」 阿東の隣に立ち、桃子は全員と向かい合った。 緊張とはおよそ無縁な生活をしていたのに、今日の桃子は、自分でも不 思議なほどおかしな気分になっていた。足は震えて、全員の顔を見るこ とができない。 「昨日話しておいたが、今日から社長の第二秘書になる花木桃子さんだ」 ん……、第二秘書?秘書はあたしだけじゃないってことか? 「皆には話してなかったが、今日から社長の秘書には二人についてもら う。第一秘書は、五反田さんだ」 五反田さんと社長について回るのか。大変なことになったものだ。 有砂と視線がぶつかって、桃子はたまらず目をそらしたのだった。 -第10話へ続く- |
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No 477
Date 2007・04・18・Wed
女園秘書室-第8話-桃子には珍しく、落ち込んでいますが、 会社へ行けば、もっとたくさんの難関があるはず…。 秘書室で一緒に働く女性たちも次々と登場してきます。 どんな人と働くのだろう…。うまくやっていけるだろうか…。 そんな悩みより、いまはパソコンの悩みが優先的です。 桃子、しっかり!! 桃子秘書いよいよ出陣です。 第8話 何をやっていたんだ。 ウインドウとやらを開くときに、マウスを使って開いているのだから、 閉じるときだって、マウスを使うのが普通じゃないか。 それを、桃子は、自分の指で画面の×印を押さえていたのだ。閉じるわ けがない。 こんなときは、下手に取り繕わずに、素直に謝るほうが懸命だ。 「すみません」 相手に見えるはずもないのに、深々と頭を下げた。 「閉じました。なんだか調子が悪かったようで」 結局は、恥ずかしさのあまり、下手な言い訳をしてしまう。 「いえいえ、いいんですよ。また何かありましたら、遠慮なくお問い合 わせください」 等々力は、嫌な声一つ出すことはなかった。丁寧に電話を切る。 マズイぞ、あたし。 自分が皆に笑われている姿が目に浮かぶ。 マウスを動かして、矢印を画面右上に持っていく。 ×印を軽くクリックしただけで、ウインドウとやらは跡形もなく消えた。 今日はもう終わりだ。 強烈な西陽が目を刺して、なぜだか涙ぐみそうになった。 桃子は、今まで自信を失くしたことがなかった。 いつだって、自分のやり方は間違っていないと思っているし、行動には 責任を持っている。 友人の中には、天候が悪いと、気分的に不安になったりするヤツもいる が、桃子は、晴れだろうが、雪だろうが何も変わらない。 ところが、今日はどうだろう。 雲ひとつない晴天だというのに、桃子の心は下り坂だった。 仕事に向かうのがこんなに億劫になったことは、いまだかつて一度もない。 そんなことばかり言っていると、たいそう自信過剰な女だと思われるか もしれないけれど、そうではない。 逆に言えば、自信があることにしか手を出さないだけの臆病者なのかも しれない。 自分が不得手の分野や、活躍できそうもないものには、やってみたいと いう気持ちがあったとしても、やらないでいるだけなのだ。 秘書室へ着くと、まだ誰も来ていなかった。どこからか、鼻歌が聞こえ てくる。桃子はその音を辿って、エレベーターホールへ戻った。エレベ ーター横にある給湯室の電気がついている。 「おはようございます」 髪を一つにきちんと束ねた女が振り返った。赤い縁のメガネをかけたそ の女は、一度は驚いた顔で桃子を見たが、次には笑顔になって、 「あ、花木さんですね。おはようございます」 と返事をした。 これが、桃子と五反田有砂との出会いだった。 今までの人生経験上、第一印象がいい人ほど、後になると悪くなるとい うのが桃子の持論だった。それは多分、最初にいい人という印象が叩き 込まれてから、一つでも悪いところを見てしまうと、ガッカリしてしま うからかもしれない。 有砂は、笑顔で続けた。 「早いんですね。まだ誰も来てないですよ」 そう言って、紙コップを1つお盆の上に乗せた。お盆の上には、他に様々 な絵柄の湯飲みが並んでいる。 「そうそう、お茶はわたしが毎朝淹れるので、自分のカップを持ってき てくださいね」 あたしは、熱いお茶なんて飲まないぞ。飲むものといったら、コーラや 珈琲だ。 心の中で思ったことを言葉にしようと、 「熱いお茶は……」 言いかけた桃子の言葉を制して、有砂は、 「秘書室では、わたしの指示に従っていただきます」 ずり落ちそうになったメガネの縁を、人差し指でクイッとあげると、彼 女は熱いお茶を注いだ紙コップを桃子に差し出してきた。 -第9話へ続く- |
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No 475
Date 2007・04・16・Mon
女園秘書室-第7話-青っ白い顔して、風に吹き飛ばされそうなあんたたちに、
社長が守れるかい? 花木桃子、33歳にして人生の春を迎えるところ。 大きな会社に勤務するどころか、その会社の社長秘書に抜擢。 でも、その理由って? 力任せが得意な桃子にできることはなに? 桃子秘書の物語、始まります。 第7話 パソコンを購入する前の、秘書への情熱は、この時点でかなり薄れてき ていた。パソコンを立ち上げただけで、これほど頭を使うことになると は思っていなかったのだ。 秘書の仕事は、ただ社長の少し斜め後ろを歩いて、社長の身を守ればいいだけだと簡単に考えていた。 「桃子ちゃん、大丈夫?」 母の問いかけの意味も判らずに、桃子は、 「あぁ、大丈夫さ。日本一の秘書になってやる」 などと言ってしまった。 「秘書?何のこと?」 不思議そうにしている顔が目に浮かぶ。 「それよりさ」 母がそのことについて深く考えないように、桃子は話題をパソコンのことに切り替えた。 「フリーズってなったら、どうしたらいいんだ?」 「そうねぇ、そうなったら、最初は、デルとオルトと……」 ??? おふくろは、いったい何語を話しているんだ。 「ねぇ。聞いてる?」 「出る」「通る」「ト」どこで区切るのかさえ分からない。 桃子の数少ないボキャブラリーの中には、「でるとおると」は、どこで区切っても、使用できる言葉に分解されなかった。 その言葉だけが、頭の中を駆け巡り、桃子はまたも大きなため息をついた。 「じゃあ、最終手段よ。電源を切りなさい」 母は、なぜか勝ち誇ったような言い方をした。 「電源のボタンをずーっと押してなさい。そうすれば、自動的に切れるから」 言われたとおりに、電源ボタンを押してみた。しばらくすると、画面が真っ黒になり、少しうざったかったブーンという音も消えてなくなった。 もう一度電源を押すと、機械が動き出す。何もしなかったときの最初の画面が現れた。先ほど広げてしまったウインドウとやらは消えてなくなっている。 「なくなった」 「そうでしょ?画面が固まったときは、そうすればいいのよ」 母は、得意気に言った。 最後に母は、言っていた。 「フリーズしちゃって、電源を強制的に切る場合、それまでやっていた 作業が台無しにならないように、データを必ず保存しておくのよ」 その言葉は、桃子の頭には残らなかった。今のところは、データを保存するなどという高度な技をおこなうまでに至っていないからだ。 電話を切ったあと、マニュアル本を片手に、一つずつ操作してみる。 本に書いてある通りにやってみれば、何とかなるものだ。 母が言っていた「フリーズ」とやらにもならない。 ただ、どうしても開いたウインドウとやらを閉じることができなかった。 右上にある赤い×印を強く指で押さえても、自分の手が痛くなるだけだ。 「おいおい、これ、不良品じゃねぇのか」 一人の部屋でつぶやいてみる。 「所詮、機械は機械。人間よりは賢くできちゃいないようだ」 桃子は、スウェットのパンツから財布を取り出して、札入れから一枚の 名刺を取り出した。パソコンを購入する際に、心底丁寧に説明してくれ た店員が、帰り際に渡してくれたものだった。 「等々力さん、頼んだよ」 電気屋の店員、等々力は、すぐに電話に出てた。 電話番に呼ばれて、ぴょんぴょんとやってくる様が想像できて、桃子は ニヤついた。 「さっき買ったパソコン、不良品みたいなんだけどね」 少し自信がないので、丁寧な態度で接してみる。 「えっと……動かないですか?」 「いや、そうじゃなくて、パソコンの画面に出てきたウインドウとやら を開くことはできても、閉じることができないんだ」 等々力の独り言が聞こえてくる。 「開くことはできても、閉じることができないってことは、マウスがお かしいってわけではないなぁ」 おい、早く解決してくれよ。こっちが電話かけてるんだぞ。電話代はあ たし払いなんだ。 客の対応は、迅速さが一番重要なんだよ、等々力さん。 桃子の心の声がそう言っている。 「お客様、マウスは動きますか?」 マウスは動くさ。桃子は、手の中にすっぽりと納まるマウスを縦横に動 かしてみた。 画面の上では、やじるしが「グルグル」と動き回っている。 「あっ」 マズイ。桃子は、一瞬凍りついたように身動きできなくなった。 -第8話へ続く- |
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No 478
Date 2007・04・13・Fri
携帯からのアクセス携帯電話からアクセスしてくださっている方へお知らせです
![]() 知らないうちに、モバイルのブログ機能がグンとup していまして…。携帯からアクセスしてくださる方が見やすいように、プラグインの設定 をしました。 管理人プロフ→簡単な自己紹介のページです。 記事-new-→最新記事に簡単にアクセスできます。 コメント-new-→最新のコメントを読むことができます。 カテゴリー一覧→小説や食べ物日記などなど、ジャンル別に記事を読む ことができます。 リンク→お友達のブログのリンクです。訪問してみてください。 実は、前々から思っていたのが、携帯から閲覧すると、ちょっと前の 記事が読みたいな〜と思っても、記事を探すのが大変でした。 カテゴリー別に記事が読めたらいいのにな〜って思ったりもしてました。 たとえば、先日まで連載していた「ニック・バトル」が読みたいわ〜 って思っても、今までは次のページ→次のページと記事をさかのぼって いかなければならなかったのですが、今度は、カテゴリー一覧をクリック してもらえれば、「ニック・バトル@小説」というカテゴリーがあるので、 すぐにアクセスできるのです♪ ますます便利になって、楽しいです ![]() 使いこなせれば…ですが ![]() |
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No 474
Date 2007・04・13・Fri
女園秘書室-第6話-青っ白い顔して、風に吹き飛ばされそうなあんたたちに、
社長が守れるかい? 花木桃子、33歳にして人生の春を迎えるところ。 大きな会社に勤務するどころか、その会社の社長秘書に抜擢。 でも、その理由って? 力任せが得意な桃子にできることはなに? 桃子秘書の物語、始まります。 第6話 「桃子ちゃん、久しぶり」 30歳を過ぎても、母は桃子を「ちゃん」付けで呼んでいる。1対1で電話 で話しているときでさえ、むず痒い気分になるのに、地元に帰ったとき などは、出掛ける桃子に対して、2階のベランダから平気で、 「桃子ちゃーん」 と呼んだりするので、桃子は、恥ずかしさで顔が真っ赤になる。 だからといって、決して母のことを嫌いなわけではない。そして、マザ コンでもない。適度な距離を保って接しているので、良い親子関係を築 けていると思っていた。 「桃子ちゃんから電話なんて、珍しいわね」 少しだけ上ずった声。桃子からの電話が嬉しい様子だ。 それが、パソコンのことを聞くだけだったら、かわいそうな気がしてきた。 口は悪いし、態度は大きい(ついでに身体も大きい)けれど、家族の前 では心優しい少女に戻ることができる。 「あぁ、元気かなと思って。少し聞きたいこともあったし」 「こっちは相変わらず。聞きたいことってなに?」 秘書になったことは、まだ言うべきではないと思っていた。 やってやろうとは思っているが、いつ辞めるかも分からない。 いや、正確に言うと、いつ辞めさせられるかも分からない。 ぬか喜びだけはさせたくなかった。 白旗の秘書になったなどといえば、普段から桃子のことを自慢している 母は、それこそ町内中に歩き回って、そのことを言うに違いない。 もしかすると、赤飯でも炊いて振舞ってしまうかもしれない。 「パソコンのことなんだけど」 桃子は、遠慮がちに聞いた。 今の若者世代は、親より何でも詳しいのは当然だ。そして、電気機器だ けではなく、服でも、親が子供のお下がりを使っているようだ。子供の ほうが良い物、高いものを持つのが当たり前の時代になってきている。 そんな若者から見ると、桃子は少し古臭い時代の人間かもしれなかった。 親より詳しいのは、柔道やプロレスのことくらいだし、家電も実家で使 っていた十何年物の代物をいまだに使っている。 毎月の仕送りはしているし、時々余裕ができたときは、何か買って送っ たりしているが、桃子は自分のお古をあげたことなど一度もなかった。 時代錯誤の人間だろうかと、ふと思うときがある。 「パソコン?桃子ちゃんが?」 母は、不思議そうに聞く。 桃子が、今時では珍しい、超アナログ人間だということを知っているか らだ。時代の波に乗り遅れないように、勉強してみようと思ったと言う と、彼女は、弾んだ声を出した。 きっとまた、近所のおばさん集会のネタになるだろう。 「で、どんなこと?」 桃子は、画面にたくさん広がってしまった新しい画面のことを話した。 「やだ。それはね、ウインドウっていうのよ」 続けて、 「1つ1つのウインドウの左上に何か書いてない?」 パソコンの画面を見ると、確かに書いてある。 「ごみ箱」とか「Microsoft excel」「Microsoft word」 英語は読めないので、桃子は、 「ゴミ箱とか…」 と言って、口をもごもごさせた。 「それが、開いたソフトの名前よ。そして、閉じるには、右上にある赤 いバッテンを押してみて」 押す?桃子は、わけもわからず、画面右端のバッテンを人差し指で押し てみた。 何も変わらない。もっと強く押すのか?指先が白く変わるほど、強く、 指を何回も画面に押し付けた。それでも、何一つ変わらなかった。 変わるといえば、画面の指で押した辺りが、ちょうど、湖などで小石を 投げたときに水上にできる輪のように、波打つだけだ。 「何にも変わらなけど」 桃子は、押しすぎて白くなった指先を撫でながら言った。 母がため息をつく。 「多分ねぇ、ウィンドウを出しすぎちゃって、パソコンがフリーズしち ゃったのね」 「プリーズ?」 「やぁね。フリーズっていって、固まるってことなの。パソコンの画面 がたくさん開いたウインドウに対処できなくて固まっちゃったのよ」 ウインドウだの、フリーズだの、何のことを言っているのか、検討もつ かなかった。 パソコンをするには、英語も分からなきゃいけないのか。 日本語の敬語すら上手く操れないというのに。 桃子は、重々しくため息をもらす。 -第7話へ続く- |
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No 476
Date 2007・04・12・Thu
これナンでしょう![]() 最初から画像でスミマセン ![]() 最近パンばかり作っていて、気付けば…料理にあまり力を入れてない!! そう思って、作ろうと思ったものは、何故か水餃子 ![]() 決して、温首相の来日に影響されたわけではありません。 パン用に強力粉を異様にたくさん買いだめしてあるのを使って何かでき ないかと思ったわけです。 最初の画像は、強力粉+薄力粉+水でこねたものを1時間寝かせたもの。 それを伸ばして〜。 ![]() 1枚分くらいにカットします。 ![]() 最初に皮を伸ばすときは、ぜんっぜん上手に伸びませんでした。 そんなわけで、こんな ハート型 になったりしてました…。![]() それでも、慣れていくと、丸い形にできるように♪ ![]() 中身の具は、豚挽肉+白菜+ニラ+人参+にんにく。 中身の味付けは、ごま油+醤油+塩+胡椒+お酒。 ![]() 包んだものを沸騰した鍋に投入して、4分ほど茹でます。 その茹で汁に、鶏がらスープのもと+醤油+塩+胡椒を入れて、スープ にしました。 白湯水餃子の完成です ![]() ![]() 薄味でしたが、悪くはないです ![]() 水餃子のムッチリ感が大好きなので、また作って食べてみたいです。 今度は味付けをしっかりして…☆ |
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No 472
Date 2007・04・11・Wed
女園秘書室-第5話-青っ白い顔して、風に吹き飛ばされそうなあんたたちに、
社長が守れるかい? 花木桃子、33歳にして人生の春を迎えるところ。 大きな会社に勤務するどころか、その会社の社長秘書に抜擢。 でも、その理由って? 力任せが得意な桃子にできることはなに? 桃子秘書の物語、始まります。 第5話 ITをイテーと思っていたくらいだから、店に入ってパソコンの前に立っ ても、何を見たらいいのか、どれを購入したらいいのか、まったく分か らず、桃子は売り場の前で呆然と立ち尽くしていた。 しばらくして、近くにいた店員を呼びつけると、店員は子兎のように、 ぴょんぴょん跳ねて、桃子に近づいてきた。顔は、ものすごいスマイル である。 「これは……そして、こちらですと……」 次々にパソコンを指差して、説明をする店員に、桃子は一言だけ言った。 「あんたがお勧めのやつ」 オタクと呼ばれる部類に入るだろうその男は、クルリと振り返ったとこ ろにあるパソコンを指差した。 「こちらです。これは最新の機種でして……」 また長い説明が始まりそうだった。 聞いたところで、分かりやしない。 店員が勧めるままに、最新型の一番高いパソコンを購入した。 プリンター、インターネットの接続にいたるまで、すべてを店員任せに した結果、有り金では足りなくなってしまった。 社長秘書の依頼があってから、阿東が持ってきてくれた資料の中には、 雇用条件が詳細に記されてあり、給料は、60万プラスアルファだと書か れていた。 「世の中にゃ、あるところにはあるもんだ」 これが、最初にその金額を見たときの桃子の感想だった。 そして、次には、 「あたしも、セレブってやつになれるのかい」 と、一人笑みをこぼした。 「60万円プラスアルファのアルファは、何だ?まさか、体の世話もしな きゃいけないんじゃないだろうね」 電気屋の店員は、桃子の不敵な笑みと独り言を、少し離れたところで見 ていた。 パソコンの中身自体には、関心もなく、目を向けずに過ごしてきた桃子 だったが、配線関係は大の得意。彼女は、女にしておくのがもったいな いほど何でもできた。特に、女性が苦手とする電気関係、力仕事など、 苦にもならならずに、パッとやってのける。無駄なお金を払うこともな く、パソコンは接続が完了した。 インターネットも、プロバイダーとかいうものは契約したし、あとは工 事に来てもらうだけだ。 おっと、部屋を片付けておくか。 しばらくは、テーブルの上に置かれたパソコンを眺めて過ごす。 そうだ。急に思い立って、桃子はクロゼットを開けた。スーツ。 いつも警備服という制服があったけれど、秘書室ではスーツだろう。 「あいつらはいつも、服装だけはピシッとしてやがる」 かれこれ何年も着ていないスーツを引っ張り出して、着てみることにした。 10年も前に購入した一張羅のスーツ。流行などそっちのけのスーツは、 いま着てもおかしくはない。ただ、問題は体型だった。着てみると、ス ーツが破れて、買いに行く羽目になったのである。 カード払いで新しいスーツを購入して、帰宅した頃にはすっかり日が暮 れていた。 部屋の明かりをつけると、桃子の目に飛び込んできたのは、新品のパソ コン。 「待てよ」 明日からの秘書という仕事。 会社へ行って、突然資料を作れと言われるかもしれない。 阿東にパソコンが出来ると言った手前、何もできないと「クビ」と言わ れかねない。 勝手な想像だったが、「社長」という職業は、自分で仕事をしないのだ から、もしかしたら、パソコンの知識は自分と同じくらいかもしれない と思った。 少しでも慣れておいたほうがいいだろう。 電源を入れて、パソコンが立ち上がるのを待つ。説明書を片手に、画面 上に表示されている絵のようなものを次から次に押した(「クリック」 するというらしい)。その結果、画面にこれでもかというほど様々なも のが出てきた。 「やっかいだな。何が出てきちまったんだい」 次々に画面に出てくるモノを見つめる桃子。 どうやって、パソコンが立ち上がった時の状態に戻るのか分からなくな った。画面をジッと眺めてみる。元に戻す方法がどこかにあるはずだ。 それこそ瞬き一つせず見てみたが、解決方法は浮かばなかった。 仕方なく、遠くはなれて暮らす母親に連絡を取った。 桃子から電話をするなど、1年ぶりくらいだった。 地元の小さな会社で事務の仕事をしている母親は、家族の中で唯一パソ コンができる人物として、尊敬されている。 メールもインターネットもできるらしいし、年賀状などもパソコンで作 っている。 母親の甘ったるい声を聞くと、少々腹立たしくなるけれど、背に腹は変 えられない。 桃子は、携帯電話を手に取った。 -第6話へ続く- |
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No 473
Date 2007・04・10・Tue
略してOBC最近休日のたびに、パンやらお菓子を作っています。
先日のお休みに作ったものは、略してOBCパン ♪OBC=オニオン+ベーコン+チーズ ![]() 材料はこんな感じです。 強力粉、砂糖、バター、卵、はちみつ、塩、ドライイースト。 ![]() パン生地に、炒めたOBとサイコロにカットしたCをパラパラ〜と置いて、 巻き巻きします。 ![]() パウンドケーキ型に巻いたパンを入れて、その上にスライスした オニオン、マヨネーズをかけてから、ととろけるチーズを乗せます。 ![]() 焼き上がりは… オニオン乗せすぎて、パン生地が凹んでます(笑) ![]() スライスしてみると…おぉ!! いつものことながら、形がわるっ ![]() ![]() でも、味はGOOD ![]() この1本を、両親+Tくん+わたしで食べつくしました ![]() ホームメイドもう止まりません ![]() 何か作りたい病にかかっているようです。 |
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No 471
Date 2007・04・09・Mon
女園秘書室-第4話-青っ白い顔して、風に吹き飛ばされそうなあんたたちに、
社長が守れるかい? 花木桃子、33歳にして人生の春を迎えるところ。 大きな会社に勤務するどころか、その会社の社長秘書に抜擢。 でも、その理由って? 力任せが得意な桃子にできることはなに? 桃子秘書の物語、始まります。 第4話 1.スケジュール管理 もっとも大切な仕事である。 分刻みの場合もあり。移動時間(車での移動になるため、渋滞も予測し ておく必要あり)も含め、正確に管理すること。パソコン管理:重要。 ひとつ読んだだけで、頭が痛くなってきた。 自分の予定さえもアバウトな桃子にとって、人の管理など到底無理な話。 「こんなこと紙に書くことじゃないだろう」 苛立って、声を荒げると、負傷した肩がじわじわと痛くなって、桃子は ベッドに体を押し付けた。 「パソコン管理?」 痛みが増さないように、小声でつぶやいてみる。 そんなもの手帳に書いておけばいいことだ。 だいたい、インターネットだITだ、さっぱり意味が分からないんだよ。 ITのことも、つい最近までは「イテー」だと思っていた桃子は、額に薄っ すらと汗を滲ませていた。 刺された傷の深さは、たいしたことはなかったが、桃子は一日だけ入院 を強いられた。 殺風景な部屋。それもそのはず、突然病院に連れてこられ、誰も見舞い に来ることなく退院するのだから。 翌朝、朝ご飯を食べている最中に、またしても阿東が現れた。 手には、有名デパートの紙袋がぶら下がっている。 「これは、社長からだ。サイズが分からなくてね。着れなかったら言っ てくれ。すぐ交換しに行く」 受け取った紙袋の中を覗くと、水色の薄手のセーターと白いスカートが 入っていた。 はは…。 桃子は、阿東に向かってぎこちなく笑った。 「誰が着るんだよ。こんな上品な服」 心の中で毒づいてみる。 桃子の普段着は、スウェットやジャージ。ゆるゆるのダラダラだ。 「外に出ているから、着てみてくれ」 阿東が言って、病室を出て行く。 「ちぇっ」 食べ物が乗ったトレイを、簡易イスの上に置いて、ベッドから降りる。 桃子は、水色のセーターを広げてため息をつく。 「デカッ」 広げてみるとかなり大きい。 「あいつ、あたしがこんなにデカイと思っているのかい」 ドアに向かって睨みつけてから、セーターに袖を通す。 それはまるで測ったかのように、桃子にピッタリだった。白いスカートも。 腹立たしいやら、悔しいやらで、桃子は顔を歪めた。 タイミングを見計らったかのように、阿東がドアをノックする。 「着替えは済んだかな?」 「はい」 スカートを履いたからか、少し大人しくなって、返事をした桃子。 「やぁ、ちょうどいいね。早速だが、明日から社長についてくれ」 阿東のメガネの金縁に、窓から差し込んだ日差しがあたり、一瞬目がく らんだ。 余計な話は、一切しないで、阿東は病室を出て行った。 さて、どうするべきか。 怪我の痛みより酷い痛みが、桃子の頭を襲う。 昼の病院は、想像以上に騒々しい。そんな中で真剣に考え事をするほう がムダだった。 会計は会社が済ませてくれたようで、桃子は、そのまま病院をあとにした。 アパートへ帰宅する前に、お金をおろしに銀行へ向かった。 一人暮らしの生活でも、贅沢をしなければ、僅かながらでも貯金はできる。 桃子の体を支えているものは、米。米さえあれば、何とか生きていけ る。それに酒があれば、なおさら言うことはなかった。金が底をついた ときでも、米だけは外せない。 貯金で貯まったお金は、微々たるものだが、別口座に設けてある。有効 に使えるときが来るまで取っておこうと決めていた。 そのときが、いよいよやってきたような気がした。 決して堂々と宣言するようなことではないが、桃子は、パソコンを買う ことを決意した。 「立派な社長秘書になってやる」 歩きながら、独り言を繰り返す桃子は、通りすがりの人たちから、異様 な目で見られているのにも気付かない。 「勉強がなんだって言うんだ。社会に出れば、そんなもの関係ないさ」 誰かと肩がぶつかって、桃子は相手を睨みつけた。軟弱そうな、細い男。 桃子の目におびえたように逃げていく。 「どいつもこいつも情けねぇな」 また前を向いて歩き出した。 何事にも挑戦する勇気と、人一倍の努力で、白旗を支えるくらいの存在 になってやる。 その決意をみなぎらせた桃子の足取りは、一歩一歩地面を踏みしめるか のようだった。 -第5話へ続く- |
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No 470
Date 2007・04・06・Fri
女園秘書室-第3話-青っ白い顔して、風に吹き飛ばされそうなあんたたちに、
社長が守れるかい? 花木桃子、33歳にして人生の春を迎えるところ。 大きな会社に勤務するどころか、その会社の社長秘書に抜擢。 でも、その理由って? 力任せが得意な桃子にできることはなに? 桃子秘書の物語、始まります。 第3話 運が悪い。 かなりの狭い空間での密室。社長と男が向き合っている。 桃子は、男の手を掴んだまま、社長と男の間に自分の身を置いた。 男が力いっぱい、手を振った。 火事場のバカ力とはこういうものだ。とでも言いたげに。 その瞬間、肩に痛みが走った。心臓が高鳴る。 「うわぁ」 男が後ずさりして、包丁を落とした。見ると血がついている。 なんだか肩の辺りが温かかった。桃子は、自分の左肩を見た。 薄手のシャツが破け、血が赤くにじんでいる。 そのとき初めて刺されたことに気付いた。 エレベーターの扉が開く。 いつも見ている風景だった。 誰もボタンを押さなかったために、エレベーターはまだ一階にとどまっ ていたのだ。 男が逃走する。桃子は、必死になっておいかけて、取り押さえた。 この瞬間、彼女は「社長の身を守った人物」になったのだった。 呆然と突っ立っているだけの周囲の人間。 桃子は、男の身体に馬乗りになって、不敵な笑みを浮かべてみた。 病院で手当を受け、ベッドに寝転ぶ。 酷い怪我ではないけれど、「気持ちを落ち着かせるため」と、看護婦が ベッドまで誘導してくれていた。 寝転んでいるだけなど、桃子にとっては、退屈な時間だった。 腕に痛みはあるけれど、病気ではないし、歩き回れないわけでもない。 「アイツ、かわいそうなヤツだな」 先ほど自分が取り押さえた男の顔を思い出した。 社長。いつもエントランスホールを警備していた桃子は、社長の顔だけ は良く知っていた。 笑顔はほとんど見たことがないけれど、それほど強面でもない。どちら かというと、温和に見えるのだが、中身は冷酷なのだろう。 そうでなければ、白旗ほどの会社の社長も務まらないのかもしれない。 ぼんやりと天井を見つめる。 と、社長が現れた。社長の顔を想像していただけに、桃子は驚いた。 「いま、わたしの秘書のポストが空っぽだ。君にその権利を与えたい」 笑顔一つ見せず、それだけ言うと、病室を出て行った。 お付きの女性も、メガネの隅を人差し指で押さえて、軽く会釈をし、社 長の後を追うように病室を出て行く。 桃子は、肩の痛みなどまったく忘れてしまうほど呆然とした。 「社長になる権利を与えたいだって?」 その言い方は何だっていうんだい。 与えられても、嬉しいものと嬉しくないものがあることを分かっていな いのかい?あたしは、そんな権利欲しいと思っちゃいないさ。 そう毒づいてはみたものの、桃子には分かっていた。 社長の有無を言わさない態度、顔つき、言葉。 桃子に「イエス」や「ノー」を発する権利はないのだということを。 そして、社長秘書になるのだということが。 数時間後、ウトウトしている桃子のもとに、秘書室長の阿東が訪ねてき た。阿東は細身で神経質そうだ。メガネの奥の目は、常に人を疑ってい るような雰囲気がある。何十年も笑っていないかのような疲れた顔立ち をしている。 「何の気まぐれか、社長が君を秘書に迎えたいと、本気で思っているらしい」 阿東はそう言って、ベッド脇のテーブルに抱えてきた資料をどっさり置 いた。 「これは、前の優秀な秘書がまとめていた社長資料だ。仕事関係から個 人的なことまで、全てが詳細にしるしてある。目を通して、全てを把握 するように」 それだけ言うと、背中を向けた。そして、少しだけ首をかしげて、振り 向いた。 「君は、パソコンできるよね」 桃子はとっさに、「はい」と勢いよく答えた。 阿東は、少しだけ安心したような顔で病室を後にした。 「なんだ、あの野郎。偉そうな口ききやがる。パソコンくらい…」 なんてことを言ってしまったのだろう。 桃子は、少し苛立っていた。 正直なところ、パソコンなど触ったことがなかったのだ。 桃子自身もだけれど、周りの人間も、パソコンなどとは縁遠い生活をし ている。 「ネットなんとか」という言葉は、よく聞いていたが、自分とは関係な い遠い世界の話にしか思っていなかった。 秘書といえば、始終社長のお供をして外を出歩くものではないのか? ただ、社長の身を守るだけじゃないのか? パソコンが何の必要があるというのだ。 連絡だって、携帯電話さえあれば十分だ。 阿東が置いていった資料の束を手に取った。 「仕事」という表紙で、何枚もの紙が綴られていた。 -第4話へ続く- |
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No 469
Date 2007・04・05・Thu
ブチ切れるお昼休み、外へ出ようと靴を履き替えたとき…。
ブチッとキレた ![]() いえいえ、正確には、ブチッと飛んだ ![]() そう、パンツのボタンが!! ひぇぇ ![]() 去年の健康診断では、 「いまどき珍しいんだけど、栄養失調気味だから、もっと食べなさい」 と医者に怒られたわたし。 それでも、極限まで痩せることにこだわっていたわたし。 ジムのインストラクターにも、 「体脂肪が少なすぎる。これじゃ、いくら筋トレして鍛えても身体が疲 れるだけ。もっと食べたほうがいい」 と言われたわたし。 そしたら、急に何かが弾けて…。 そうだよ!食べたほうがいいよっ!! って、モリモリ食べ始めたわたし。 夏から2〜3キロ体重が増えて、あ、そろそろとどめておかなきゃね。 な〜んて思っていた矢先の出来事。 あちゃ〜、ボタンが飛ぶなんて… ![]() 体重が増えて、どこが太るかって。 年取ってきたら、何故か下腹だけが出てくるんですよね。 それで、ブチッ ![]() 午後の仕事中、ちょっと気を抜くと、下がってくるパンツを、時々 よいしょと持ち上げる始末。 誰も気付いてないよね…? 帰宅してから、母に見せると、 「ジム、ジム」 と一言。 へぃへぃ。最近サボってたからね…。 これから薄着の季節なので、適度に運動しておきましょう ![]() |
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No 468
Date 2007・04・04・Wed
女園秘書室-第2話-青っ白い顔して、風に吹き飛ばされそうなあんたたちに、
社長が守れるかい? 花木桃子、33歳にして人生の春を迎えるところ。 大きな会社に勤務するどころか、その会社の社長秘書に抜擢。 でも、その理由って? 力任せが得意な桃子にできることはなに? 桃子秘書の物語、始まります。 第2話 人間、誰しも万能ではない。 しかし、世界の白旗といわれるようになったこの大企業の社長は、自分 の秘書は、何事にも長けていなければいけないと考えていた。 社長は、秀才秘書の後釜を、すぐに探すように秘書室長の阿東に託し、 阿東はあらゆる部署を奔走した。しかし、白旗には、社長の身を守ると いう意味では、優秀な人材がいなかったのだった。 桃子、白旗本社行きが確実となった出来事が起こる日は、すぐにやって きた。 運命の日。 その朝、桃子はエントランス付近で、挙動不審な一人の男を発見した。 白旗では、会社に入るときに、必ず社員証を首から提げておかなければ ならない。それ以外で入ってくる者、例えば、他社の営業マンや業者は、 受付を済ませ、来客用のバッチを胸につけることが規則となっている。 その男は、受付を避けるように歩いていた。 桃子の目が光る。カバンを胸の前に抱えていて、社員証を提げているか どうか分からなかった。 挙動不審で、泳ぐように周囲を見渡す目は血走っていた。明らかに様子 がおかしかった。 「怪しい」という勘を働かせて、桃子は彼に歩み寄った。 「すみませんが、社員証を。お客様でしたら、受付を済ませてください」 桃子は、普段からは想像できないくらい丁寧な言葉で話しかけた。 不審者だろうが、一度は丁寧に扱うべきだと決めていた。 その男は、桃子が話しかけた瞬間、一度だけ肩をビクッと震わせた。 そして、エレベーターのほうへ駆け出した。 「コノヤロウ、走れるおデブと言われたわたしを舐めるなよ」 桃子は、小声で言ってから、全速力で男を追いかけた。見るからに体力 がなさそうな男は、肩を掴まれて、床にしゃがみこむ。 「どうして逃げた?」 男の右腕をひねりあげる。 桃子の質問に、男は何も答えず、必死に腕を振り払おうとした。できる わけがない。 「そんな青っ白い顔して、あたしから逃げられると思ってんのか」 ガードマン専用の休憩室へ男を連行し、問い詰めた。 「いったい、何をしに来たんだ」 男は、一ヶ月前までこの白旗の社員だった。三年勤めたが、営業成績が 上がらず、あっさりとクビになったという。妻と子供二人を抱え、クビだけ は撤回してもらおうと懇願したが、答えは非常にも、「イラナイ」の一言 だったという。 そこで、社長に直接会って、何とかもう一度雇って欲しいとお願いをし に行きたかったのだといった。 「言いたいことは分かるけどな」 そう言って、男のカバンのチャックを開け、逆さにすると、その穏やか な雰囲気とは裏腹に、カバンの中からは、出刃包丁が一本出てきた。 包丁を挟んで、二人は向かい合った。何分か無言だった。 男は突然それを掴むと、休憩室を飛び出した。包丁を振りかざして、エン トランスホールを駆け抜けていったのだ。 女子社員たちが悲鳴を上げて逃げ回る。男性社員も、誰一人近づけない。 頭は恐ろしく優秀だろうが、こういう危険な人物に立ち向かう勇気を持 ち合わせているものはいなかった。 そこにいる誰しもが、桃子の出番を待っているようだ。全員の視線が、 桃子に注がれる。 「やってやろうじゃないか」 桃子が、その男に向かって悠然と詰め寄ったそのとき、エレベーターが 一階に着いた。 普段、人目に姿を現すことは珍しいのに、こういうときに限って、社長が 降りてきた。 男が社長に駆け寄る。包丁は振りかざしたままだ。 秘書室長の阿東がエレベーターの閉じるのボタンを押すのと、男がエレ ベーターに身体を入れるのと、桃子が男を捕まえたのがほぼ同時だった。 そして、全員が乗り込んだところで、エレベーターの扉がゆっくりとしまった。 -第3話へ続く- |
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No 467
Date 2007・04・03・Tue
ネタにもならない先週金曜日。
会社でキャラメルを食べたら、銀歯が取れた ![]() いまどき、漫画のネタにもならない出来事… ![]() 取れた銀歯をティッシュにくるんで、バッグの中へ。 今日仕事帰りに歯医者へ行きました。 「取れたもの、捨てちゃいました?」 歯科医に聞かれて、慌ててバッグの中を探す。 「あるある、あります」 差し出すと、見事、マッチして、新たに作り直すことなく、 もとの場所へ収まりました ![]() 新たな虫歯もなく、1回で終了♪ ほ〜、良かった ![]() 虫歯じゃなくて歯医者に行って、虫歯が見付かるのが1番 嫌な出来事。 「キャラメル食べたら、銀歯が取れたんです」 上司に言うと、乾いた笑いの後に、 「労災…?」 と一言 ![]() 上司の一言は、いつも笑えます。 |
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No 466
Date 2007・04・02・Mon
女園秘書室-第1話-青っ白い顔して、風に吹き飛ばされそうなあんたたちに、
社長が守れるかい? 花木桃子、33歳にして人生の春を迎えるところ。 大きな会社に勤務するどころか、その会社の社長秘書に抜擢。 でも、その理由って? 力任せが得意な桃子にできることはなに? 桃子秘書の物語、始まります。 第1話 あと少しで引っかかる、というところで、ファスナーがジーッと豪快な 音を立てて、下へさがる。 それも、勢いよく、全部さがっていく。 「ちぇっ、ダメか」 それもそのはず、スカートは10年以上前に購入したもので、その時から 体重が10キロほど増えているのだから。 例え金具がひっかかったところで、少しでも息を吸い込めば、ブチンと 音を立ててはじけるのは目に見えている。 「ふん」 鼻を鳴らして、不快感をあらわにした。 ファスナーがあがらないときの最終手段。 大きな安全ピンを取り出して、生地に刺す。かろうじて、生地同士がつ ながった。 鏡に映る自分に対して、敬礼のポーズをする。 「花木桃子。今日から、株式会社白旗の秘書室勤務となりました。33 歳、独身です」 なかなか決まってる。 顔が一瞬にしてにやついてくる。 「秘書室だってよ。しかも、社長秘書。ヒヒヒ」 意味もなく笑いがこみ上げてくるのは、とうとう自分にも人生の春がや ってきたと思い込んでいるからだ。 桃子は、小学生時代から巨漢で、勉強ができなければ、プロレスラーか 柔道家になるしかないと言われながら育ってきた。中・高一貫してつい たあだ名は、「走れるおデブ」。運動神経は決して悪いほうではなく、 特に力任せの競技に参加させれば、校内では桃子の右に出るものは、 まずいなかった。 勉強はできなかったので、高校を卒業して働きに出た。 机に向かう仕事など到底無理だし、このパワーを生かしきれない。 行き着いたのは警備会社だった。 かれこれ15年間。毎朝同じ場所で、不審者や物に目を光らせてきた。 その警備をしていた会社が、今日から桃子の職場となる「株式会社白 旗」だ。 「ふん、見返してやる。あいつら」 鏡の前で、戦闘モードに突入する。 右手の拳を振り上げた瞬間、ビリッという音が聞こえてくる。 どうやら、先ほど安全ピンで留めた場所の布地が、いまの勢いで破れた ようだ。 「仕方ない。買いに行くか」 新しいスーツを入手するために、桃子は、いつものスウェット姿に戻って、 外に出た。 桃子が、社長秘書に抜擢されたのは、異例中の異例だった。 親会社から子会社への左遷はあっても、子会社から親会社への抜擢は、 ほとんどと言っていいほどない。ましてや、子会社の中でも、肉体派ば かりを集めた警備会社、「白旗セイフティ」から移動者が出るなど、奇跡 に近い話だった。 その話があったとき、桃子の上司など、 「桃子、万歳」 と、大げさに万歳三唱で彼女を見送ったのだ。 「涙なんか流しやがって」 上司の涙にもらい泣きしながら、桃子は、会社を去った。 「あいつら……」 桃子の頭の中に思い浮かぶ顔がいくつかある。 きっと、相手は桃子のことなど、覚えていないだろうが。 いつも人を見下したような態度で接してきたり、偉そうに言葉を投げか けてきた、白旗の賢い輩。 挨拶をしても、返してくるものは少なく、その中でも、ツンと睨むような目 で見てきた奴ら。 「許せねぇ」 何度そう思ったことだろう。 白旗本社は、歴史と伝統がある企業で、かなり優秀な成績でないと入社 できないという噂がある。頭脳は、日本、いや世界でもトップレベルの 者ばかりが集まってくる。 「頭がいいだけで、何にもできやしない」 桃子がそう毒づくのも無理はなかった。 それは、彼女が白旗本社に入社するきっかけとなった出来事にあった。 二週間ほど前のある日のことだった。 社長は、三人囲っているうちの愛人第三号と食事をしていた。 その食事中、何者かが社長を襲ったのだ。 秘書は、殴られて泡を吹いて、扉の前に倒れていたという。 「男のくせに」 この話を聞いただけで、桃子は、軟弱な体つきの男を想像して身震いした。 社長と愛人三号に怪我はなかったが、持ち合わせていたお金すべてと、 貴金属類を強奪された。 当たり前だが、それは密会だった。 店で働く人たちにもあまり知られないように、高級レストランの奥のその また奥の部屋で、ひと時を過ごしていた。 料理は、秘書が受け取りに行き、その都度、二人の部屋へ運んでいたの だという。 この、もう「元」という字がついてしまう秘書、かなりの秀才で、その上、 スケジュール管理をさせれば日本一な男として、社長のお気に入り だったのだが、この一件で簡単にクビになってしまったのだ。 社長を守れなかった罰。 「あんな青白い顔の奴らに、守れるわけないね」 桃子は、駅前のファッションビルに入るとき、窓ガラスに薄く映った自分を 見て、笑った。 「あたしなら、やれるさ」 -第2話へ続く- |
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No 465
Date 2007・04・02・Mon
sakura 石和温泉郷毎年楽しみにしているのが、隣町石和町の桜。
川沿いに、何本もの桜の木 ![]() ライトアップが特に美しく、ここ数年は欠かさず見に行っています。 桜並木沿いには、たくさんのホテルが立ち並び、浴衣姿でゲタをカラン コロンと鳴らしながら、歩く人たちの姿があちこちに見られます♪ いいな〜、優雅だな〜^^ 酔っ払いも多いですけどね。 今年は、ヴァンフォーレ甲府vsガンバ大阪戦がおこなわれた3月31日、 食後に見に行きました。 蕾もありましたが、満開といっていいのではないでしょうか。 大きな照明で、下から木を照らしているので、白く輝く桜と、真っ黒な 空のコントラストが見事です ![]() ![]() ちょっといたずら(笑) 顔は想像にお任せです。 ![]() 明日は雨…?少し散ってしまうでしょうか。 お昼の桜を見に行きたいです ![]() |
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No 464
Date 2007・04・01・Sun
vsガンバ大阪昨日3月31日、地元ヴァンフォーレ甲府はガンバ大阪を迎えての試合。 10時半過ぎに競技場へ向かいましたが、正面の駐車場はすでに満車。 名古屋戦は、11時でも駐車場はまだまだ空いていたのに。 そのわけは…相手がガンバ大阪だから?それとも、桜が満開に近い 状態で、花見客が多いから? とにかく、裏の駐車場に車を止めて、向かうと、ものすごい列。 ガンバには、有名な選手が多い。 そして、なんといっても昨年までヴァンフォーレを勝利に導いてきた バレー選手が移籍したチームとあってでしょうか…。 並んでいる間にも聞こえてくるのは、 「バレー出るかな?」 「出たらブーイングだよな」 と言う声。 選手が競技場に到着したときには、一部のファンの声援に、甲府ホー ムゴール裏に手を振ったバレー選手。 しかし、スタメン発表の時には、かる〜くブーイング発生。 試合開始前の円陣。 バレー選手が、甲府ホームゴール裏に背を向けてるのが寂しかったり して… ![]() ![]() 試合が始まって、最初にチャンスを掴んだのはガンバでしたが、次第 にヴァンフォーレも動きが良くなってきて、先制はヴァンフォーレの アルベルト選手のゴール ![]() 短 |




希望の中身75%…わたしってば、希望に溢れてるのね〜

























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